(H28.4.15更新)


☆平成28年3月の月例経済報告

   平成28年3月の月例経済報告によると、景気の基調判断を「景気は、このところ一部に弱さも見られるが、緩やかな回復基調が続いている。」としている。消費、投資、企業活動及び雇用情勢等は以下のとおりである。

     ・個人消費は、消費者マインドに足踏みがみられるなか、おおむね横ばいとなっている。

     ・設備投資は、持ち直しの動きがみられる。

     ・住宅建設は、おおむね横ばいとなっている。

     ・公共投資は、緩やかに減少している。

     ・輸出は、おおむね横ばいとなっている。

     ・輸入は、おおむね横ばいとなっている。

     ・貿易・サービス収支は、黒字に転じている。

     ・生産は、このところ横ばいとなっている。

      ・企業収益は、非製造業を中心に改善傾向にある。

     ・企業の業況判断は、おおむね横ばいとなっているものの、このところ一部に慎重さが増している。

     ・倒産件数は、おおむね横ばいとなっている。

     ・雇用情勢は、改善している。

      ・国内企業物価は、緩やかに下落している。

     ・消費者物価は、緩やかに上昇している。

     ・株価(日経平均株価)は、16,100円台から17,200円台まで上昇した後、16,700円台まで下落した。

     ・長期金利は、-0.0%台で推移した。

     ・企業金融については、企業の資金繰り状況は改善傾向にある。

    先行きについては、雇用、所得環境の改善傾向が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復に向かうことが期待される。ただし、海外経済で弱さがみられており、中国をはじめとするアジア新興国や資源国等の景気が下振れし、我が国の景気が下押しされるリスクがある。こうしたなかで、海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響に留意する必要があるとしている。